今度、所属オケでマーラーの第5交響曲をやるらしいというので、今日冒頭のソロを吹いてみることに。
久しぶりに吹いてみて、よくこのフレーズを練習してた頃より、楽器は上手くなってるはずなのだが、ものすごく難しく感じた。
最初のトランペットは、葬送のファンファーレになるのだが、この連続した3連符がほんとに難しい。
こうしたい、と思う表現がある事と、それを表現できる事とは、話が違う。
これらはどちらも必要不可欠で、繋がってはいるけど、それぞれに経験や技術が必要になる。
そういった音楽の難しさや面白さを最近では良く感じるようになった。
この曲は、私の母が好きな曲だ。
私がトランペットやってきて、なんとなく思っていた目標の中に、この曲の1stを吹く演奏会に母を招待したいという想いがある。
今回のマーラーの5番の本番に乗るすれば、人生2回目になる。
ただ、残念だがそのどちらも1stを演奏することは叶わなそうだ。
それは私の資質の問題もあるし、タイミングとか環境の問題ももちろんある。
でも、いつかそんな時が来ればいいなという想いを持ちつつ、今回はきちんと、1stをさらってみようかと思う。