kaztra’s blog

お酒、料理好き、演奏家、の私が綴る、日々の雑記ブログ。

麒麟山シリーズ、その2。

昨晩は、麒麟山シリーズの新口デー。

キリッとして、かなりスッキリした飲み口ということなのだが、実はそういった酒を自分で買うことは少ない。

大体辛口とあっても、華やかな香りがあるものや、味わいとして、しっかり米の味があるものをチョイスすることが多い。

フルーティーめなものがどんな酒でも好きだ。

 

いつも日本酒は、冷やを頂くのだが、調べたところ、どうやら麒麟山は燗でいただくのが良いらしい。

なるほどなるほど、そう知りつつとりあえずは冷やで一口。

 

なるほどー、これはキリッとだ。

雑味なく、味わいとしても、香りとしても、至ってシンプル。濃くなく、嫌な酒臭さもない。

後腐れないっていう感じの味。

 

つづいて燗で飲んでみると、しっかりとした辛口のまま、香りと味が広がり始めた。

こうすると、しっかり日本酒を飲んでいるっていう感じになる。

やはり、燗が向いているというのは本当のようだ。

冬場に適当な酒を買って、燗にすることはあっても、燗向きの酒を飲むことはなかったので、非常に新鮮。これはこれで楽しい。

 

ちなみに、日本酒の温度帯表記3段階くらいだと思いがちだが、実はもう少し細かい。

 

雪冷え・・・5℃

花冷え・・・10℃

涼冷え・・・15℃

常温(冷や)・20℃

 

日向燗・・・30℃

人肌燗・・・35℃

ぬる燗・・・40℃

上燗・・・・45℃

熱燗・・・・50℃

飛び切り燗・55℃

 

実はこんなに、5℃単位で細かく分かれてる。

何でこんなに細かく分かれてるのかはわからないんだけど、初めて知った時に、こんなおしゃれな名前ついてるんだって思ったのを覚えてる。

なかなか細かく温度を測ることなんてないけど、今度飲むときは、温度の変化を感じながら飲んだらもっと楽しそうだ。

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